人参の卵焼きの作り方
離乳食後期〜(9ヶ月〜)
難易度
- 電子レンジ調理
- 手づかみレシピ
- 人参スティックをアレンジ
- タッパーのまま保存できる
人参の卵焼きは、離乳食後期(9〜11ヶ月頃)や離乳食完了期(1歳〜)の手づかみ食べにおすすめのレシピです。卵をタッパーに入れ、電子レンジで600W・約80秒(40秒×2)と簡単です。時間がないときでもくり返し作れるので、急なおかずの追加や別のレシピの材料としても活用ください。
またフライパンいらずで洗い物が最小限。火を使わないから安全で、タッパーのまま冷蔵庫で保存できます。
卵にちゃんと火が通っているか心配で加熱しすぎるとパサパサな卵焼きになりますが、水を多めに入れることで、ふわふわの卵焼きが作れます。冷凍ストックした人参や、おかずとして作った人参スティックを使うと、人参を茹でる時間が省けます。
使用材料 | 全卵…1個(離乳食後期以降は1食・全卵1/2個分が適量なので、2食分です) 人参〈調理済み〉…適量(10〜15gが目安) |
調味料 | 水…大さじ1と1/2 めんつゆ〈二倍濃縮〉…小さじ1以下(できるだけ少量に抑える) |
カロリー | 63kcal(全卵1/2個分、卵のサイズやめんつゆの量で変動します) |
人参の卵焼きに含まれる栄養素 | 卵…たんぱく質、脂質、ビタミン類、ナトリウム、カリウム、カルシウムなど 人参(ゆで)…炭水化物、カリウム、α−カロテン、β−カロテン めんつゆ…炭水化物、たんぱく質、ミネラル、ナトリウム、カリウムなど |
添加物の有無 | めんつゆはなるべく無添加を選ぶ |
卵液に人参を混ぜ込むことで、お子さんが食べてくれる可能性が高まります。
またタッパーは140度以上と書かれた耐熱性があるものを用意しましょう。
本レシピの卵焼きは冷蔵保存をおすすめします。人参の卵焼きの保存期間・解凍時間も参照ください。
人参の卵焼きをズボラに作る方法
- 保存容器(タッパー)で電子レンジ調理し、タッパーのまま保存する
- 電子レンジ調理のコツを知って、パサつきを防ぐ
- 卵焼きは味付けの調整が難しいので、めんつゆの使用量は濃度のルールを守る
- 冷凍ストックした人参やおかずに作った人参スティックをアレンジして使う
レンジで作る卵焼きをふわふわで柔らかくするには、水を多めに入れることが重要です。
卵は電子レンジで作ると加熱しすぎてパサつくため、加熱時間には注意が必要です。電子レンジで効率よく加熱するポイントをおさえれば簡単に作れます。
人参は茹でて冷凍したものや、人参スティックを作ったときに残ったものを利用することで茹でる時間を省くことができます。
作り方
用意するもの
- 全卵…1個
- 水…大さじ1と1/2
- 人参〈調理済み〉…適量(10〜15gが目安)
- めんつゆ〈二倍濃縮〉…小さじ1以下(できるだけ少量)
- プラスチック製耐熱容器
- キッチンバサミ
調理のヒント
作り方
- 冷凍した人参を使うなら、電子レンジ600wで約20秒を目安に(ラップをしてください)
- 刻んでない状態は細かくカットしましょう
ムラなく加熱するため、黄身と白身をしっかり混ぜてください。
- 水は大さじ1と1/2
- めんつゆ〈二倍濃縮〉…小さじ1(できるだけ少量)
ラップや蓋はしなくてOK。
- 加熱が足りないときは10秒ずつ追加してください。
- キッチンバサミやナイフで一口サイズにカットする
- 残り1/2個分はタッパーの蓋をして、冷蔵保存
卵を効率よく加熱するポイント
卵がパサパサだと、食べてくれない原因にもなります。効率よく加熱するためには、下記3点のポイントをおさえてください。
- 黄身と白身をしっかり混ぜて均一にすること
- 2回に分けて加熱すること
- 電子レンジから一旦取り出して混ぜ、均等に加熱すること
離乳食でのめんつゆの薄め方は?
本レシピではめんつゆを小さじ1(5ml)入れるようにありますが、これは水大さじ2に対応する量だからです。
離乳食ではめんつゆは、大人の味付けの2〜4倍に薄める必要があります。
二倍濃縮のめんつゆの場合、大人の味付けからさらに2〜4倍に薄めると、4倍から8倍の水が必要です。
- めんつゆ小さじ1(5ml)に対し、水は20ml〜40ml
よって、水が大さじ2(30ml)となります。
本レシピには人参が入っており、人参からの水分が加わるので大さじ1と1/2にしました。
人参の卵焼きのおすすめの保存方法は?
本レシピの卵焼きは、以下の5点の理由から冷蔵保存がおすすめです。
- 1回の調理が(レンジで約80秒加熱)で完成するから
- 全卵1個で2食分作れるため、1日で繰り返し作る必要性が低いから
- 離乳食は冷凍保存でも1週間以内に使い切らないといけないから
- 冷凍卵焼きの食感をキープする調味料「片栗粉、砂糖、マヨネーズ」が入ってないから
- 冷凍した人参を使った場合、再冷凍すると食感が悪くなるから
卵焼きを冷凍保存するデメリット
- 中までしっかり火を通さないと雑菌が繁殖する原因になる
- 解凍すると水分が抜けて食感が悪くなりやすい
- 解凍時間が長いとパサパサになる
- 粗熱が取れるまで待ち時間がある
- 1食分ずつ小分けにして保存する必要がある
卵焼きを冷凍保存するときの注意点
- しっかり火を通す
- 冷ましてから保存する
- 早めに使い切ること
- 解凍後に再冷凍はやめる
- 冷凍していない人参を使う
離乳食用の卵焼きなので、冷凍保存でも早めに使い切りましょう。
保存できる期間は、冷蔵庫の場合、2日間。この期間で食べきるようにします。(中略)
作り置きの離乳食は、冷蔵庫ではなく冷凍庫でも保存できます。冷凍庫の場合は、1週間で食べきるようにします。
離乳食の保存は冷蔵庫で大丈夫?おいしく安全な保存のコツと冷凍保存の使い分け(小学館キッズ)
人参の卵焼きの保存期間・解凍時間
保存期間 | 冷蔵は2日、冷凍で1週間以内を目安に |
冷凍保存後の解凍時間 | 電子レンジ600wで約60秒(全卵1個分)が目安 |
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