コーンとツナのおにぎり
離乳食完了期(12ヶ月〜)
難易度
- 食材の1つをベビーフードにして効率よく
- 手づかみレシピ
- 火を使わない
コーンとツナのおにぎりは、離乳食完了期(1歳頃〜)の手づかみ食べにおすすめのレシピです。手づかみ食べは離乳食後期(9ヶ月頃〜)から始まりますが、5倍粥だと成形しにくいです。軟飯が食べられるようになる頃、指先を使ってより上手に食べられる離乳食完了期から本レシピを活用ください。
また、おにぎりの具材であるコーン(とうもろこし)は、市販の粉末コーン(フレーク状のとうもろこし)を使えば手間も時間もかかりません。
まだ粒のコーンを食べられない時やコーンの下ごしらえが面倒な時は、市販のベビーフードが簡単で便利です。
子どもが食べられる一口サイズのおにぎりは、製氷皿を使って振って作ると、効率よくできます。
使用材料 | 軟飯…90g(普通のご飯が食べられる月齢のお子さんは80g) ツナ〈水煮〉…15g(大さじ1弱) 粉末コーン…大さじ1程度 |
調味料 | 塩…少々(ツナの塩気で十分なお子さんは不要。味付けが足りないお子さん向け) |
カロリー | 135kcal(本レシピの使用材料で作った場合) |
コーンとツナのおにぎりに含まれる栄養素 | 米…炭水化物、たんぱく質、脂質、食物繊維など ツナ〈水煮〉…たんぱく質、ミネラル、カリウムなど 粉末コーン…炭水化物、たんぱく質、脂質、食物繊維など |
添加物の有無 | なし(ツナと粉末コーンは無添加をお選びください) |
一般的におにぎりは冷凍保存ができますが、ズボラ離乳食では
- 食事の都度作ることをおすすめしています!
解凍したご飯やツナで作ったおにぎりの場合、再冷凍すると味や食感が落ちるからです。素手でおにぎりを作らないのもポイントです。
それでも冷凍保存したい方は、コーンとツナのおにぎりのおすすめの保存方法は?を参照ください。
コーンとツナのおにぎりをズボラに作る方法
- 使用食材は冷凍ストックと市販のベビーフード、調理グッズも使って効率を上げる
- 市販品の粉末コーンのメリットを活用する
- 一口サイズのおにぎりを短時間で大量に作るコツを知る
ツナ〈水煮〉はあらかじめ小分けに冷凍したものを使えば、缶切りも計量も不要です。
コーンは以下の観点から、野菜より市販の粉末コーンを使った方が効率が良いです。
- ごく少量しか使わないため、食材が余ってもったいない
- 大人が食べない、家族が消費しない時は頻繁に作れない
- コーンを柔らかく茹でたり、裏ごしに手間がかかる
- まだ粒状のコーンを食べさせるのに抵抗がある時
- 缶詰のコーンは砂糖や塩の添加物が入っているから、離乳食には使えない
一口サイズのおにぎりを短時間でたくさん作るには、製氷皿や専用のグッズ(一口おにぎりメーカー)で工夫しましょう。費用がかかりますが、手で触りすぎないから衛生的で、時短にも繋がります。
またご飯を入れる前に容器を水で濡らすこと、円を描くようにしっかり振って作るのがコツです。
作り方
用意するもの
- 冷凍した軟飯…90g(普通のご飯が食べられるなら80g)
- 冷凍したツナ(水煮)…15g(大さじ1弱)
- 粉末コーン(フレーク)…大さじ1程度
- 塩…少々(ツナの塩気が足りないお子さん向け)
- 一口サイズのおにぎりを作る容器(製氷皿や専用グッズなど)
- 容器をぬらす水…少量
調理のヒント
- 一口サイズのおにぎりを効率よく作るポイント
- 一口サイズのおにぎりを作る容器を用意しましょう
一口サイズのおにぎりを作る容器の選び方
製氷皿を活用する場合、
- ご飯が容器の中で上手く転がる必要があるので、幅と深さがあるもの
- しっかり振っても中身が飛び出ないように、蓋つきのもの
上記2点をポイントに選んでください。
詳しくは調理グッズまとめ(更新予定)を参照ください。
作り方
- 軟飯やご飯の解凍時間は、電子レンジ600wで約1分30秒〜約2分。ご飯の水分量によって変わるので、調整してください。
- ツナの解凍時間は、電子レンジ600wで約20秒(ラップをしてください)
塩を入れたい方は少々入れてください。
一口サイズのおにぎりを効率よく作るポイント
一口サイズのおにぎりをご飯90g分となると一度にたくさん作る必要があり、時間と手間がかかります。効率よく作るコツは、自分にとって一番合う方法を選ぶこと。
一口サイズのおにぎりを時短で作る方法は下記の3つです。
- 製氷機や専用グッズを使い、振って作る
- ラップで包んでご飯を棒状にし、一口サイズごとにねじって作る
- ご飯を広げて、上下を海苔でサンドした後にハサミで一口サイズに切る
詳しいやり方は、一口サイズのおにぎりを作る方法3つ(更新予定)を参照ください。
コーンとツナのおにぎりのおすすめの保存方法は?
コーンとツナのおにぎりは常温に放置しないでください。とはいえ、冷凍保存もやめましょう。本レシピの使用食材は解凍したものを使っているからです。食事の都度、作ってください。
冷凍ごはんを解凍し、さらに再冷凍・再解凍してしまうと、味や食感が大きく低下してしまいます。食べて害があるわけではありませんが、食べてもおいしいとは言えないため、やめておいた方が良いでょう。
冷凍して解凍したごはんは再冷凍してもいいの?リメイク料理のレシピもご紹介!
1度も冷凍していないご飯とツナを使ってコーンとツナのおにぎりを作るのであれば、素手で握らず作り、握った後も触らないよう注意しましょう。
冷凍おにぎりは品質が劣化しにくいものの、素手で握ってしまうと雑菌がつくので避けましょう。ラップを使ったり、調理用の手袋を使ったりするのがおすすめです。
おにぎりを冷凍保存する方法やポイントとは?解凍方法もチェック
ご飯が温かいうちに作って粗熱が取れたら冷凍しますが、1個ずつラップで包むのは大変なので、清潔なフリージングトレーなどに移して冷凍保存するのがおすすめです。
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