離乳食（後期）かぼちゃの炊き込みご飯の作り方

かぼちゃの炊き込みご飯は、軟飯が食べられる離乳食後期（9〜11ヶ月頃）や離乳食完了期（12ヶ月〜）におすすめのレシピです。ご飯とかぼちゃを一緒に炊くと色は移りますが、ほのかな甘みで、甘すぎることはありません。かぼちゃのペーストや柔らかいかぼちゃが苦手な運営者の子どもでも食べられました。
米の量は電子レンジ調理でも炊飯器でも作りやすい1合（4食分）にしています。かぼちゃは市販の冷凍かぼちゃを使って電子レンジ調理することで、簡単に作れます。

使用材料	米…1合（約150g） 水…450ml（軟飯用） かぼちゃ…40g
調味料	めんつゆ〈二倍濃縮〉…大さじ1（15ml）
出来上がり量	1合を炊飯して約4食分（軟飯1食分・90g）
カロリー	75kcal（1食分・90g）
かぼちゃの炊き込みご飯に含まれる栄養素	米…炭水化物、たんぱく質、脂質、食物繊維など かぼちゃ…炭水化物、たんぱく質、カリウム、β−カロテン、ビタミン類など めんつゆ…炭水化物、たんぱく質、ミネラル、ナトリウム、カリウムなど
添加物の有無	めんつゆはなるべく無添加を選ぶ

軟飯の水の量は米1に対して水2〜3のため、1合で450mlにしました。

炊飯器ではなく電子レンジでご飯が炊ける調理器具（詳細は更新予定）を使うと、より効率よく離乳食作りができます。

かぼちゃの炊き込みご飯を冷凍保存したい方は、かぼちゃは冷凍していないものを使いましょう。かぼちゃの炊き込みご飯の保存期間・解凍時間も参照ください。

本レシピは離乳食後期の適正量に基づいて作りましたが、中期や完了期でかぼちゃの炊き込みご飯を作りたい場合は以下を参考にしてください。

• 中期は添加物や塩分などが気になるので、めんつゆの使用はおすすめしません。冷凍かぼちゃを解凍してつぶし、7倍粥や5倍粥に混ぜてください。
• 完了期の後半（1食分・80g）で大人と同じご飯が食べられる場合は、米1合に対して水200ml。めんつゆはそのまま、もしくは大さじ1/2にする、足りない分は塩で調整するなどしてください。

かぼちゃの炊き込みご飯をズボラに作る方法

• 冷凍かぼちゃを使う
• 離乳食でのめんつゆの薄め方を知って、作り直しを防ぐ
• かぼちゃの皮むきは流水にあててむく

かぼちゃは市販の冷凍品を使うことで、茹でる時間を省くことができます。

冷凍かぼちゃは最初から茹でてあり、小分けになっているので、食材を余らせることもありません。

皮むきは炊飯前に行いますが、流水にあてると楽です。柔らかい皮であれば、指先でなでるだけでするっとむけます。硬い皮なら流水で柔らかくなるので、包丁が入りやすいです。

作り方

離乳食でのめんつゆの薄め方は？

本レシピではめんつゆを大さじ1（15ml）入れるようにありますが、これは大人用の味つけを離乳食用に調整しています。

一般的に米1合に対してめんつゆ〈二倍濃縮のめんつゆの場合〉は、大さじ2（30ml）で使われることが多いです。

ところが離乳食ではめんつゆは、大人の味付けの2〜4倍に薄める必要があります。

大人の味付けからさらに薄めると、

• 米1合に対してめんつゆ〈二倍濃縮〉は、小さじ2〜大さじ1（10ml〜15ml）

が適正量になります。

今回離乳食後期以降で使うレシピなので、大さじ1としました。

かぼちゃの炊き込みご飯のおすすめの保存方法は？

かぼちゃの炊き込みご飯は冷蔵保存がおすすめです。冷凍かぼちゃで作っており、再冷凍になるからです。

冷凍保存したい場合は、以下の点を守りましょう。

• 冷凍していないかぼちゃを使う
• もともと長期保存できるとはいえ、早めに使い切ること
• 解凍後に再冷凍はやめる

かぼちゃの炊き込みご飯の保存期間・解凍時間

保存期間	冷蔵は2日、冷凍で1週間以内を目安に
冷凍保存後の解凍時間	電子レンジ600wで約1分〜1分30秒

保存できる期間は、冷蔵庫の場合、2日間。この期間で食べきるようにします。（中略）

作り置きの離乳食は、冷蔵庫ではなく冷凍庫でも保存できます。冷凍庫の場合は、1週間で食べきるようにします。

離乳食の保存は冷蔵庫で大丈夫？おいしく安全な保存のコツと冷凍保存の使い分け（小学館キッズ）