人参スティック
離乳食後期(9ヶ月〜)
難易度
- 電子レンジ調理
- 手づかみレシピ
- 材料1つでできる
人参スティックは、離乳食後期(9〜11ヶ月頃)の手づかみ食べにおすすめのレシピです。人参は電子レンジで調理すれば、鍋でゆでるよりも手間も時間もかかりません。火を使わないから安全で、洗い物も最小限ですみます。
また、人参スティックは食材1つでできるので、時間がないときでもくり返し作れます。急なおかずの追加や別のレシピの材料としても活用ください。
使用材料 | 人参…30g(1回分) |
調味料 | 水…大さじ1 |
カロリー | 10.8kcal(30gあたり) |
人参に含まれる栄養素 | β-カロテン、カリウム、食物繊維など |
添加物の有無 | なし |
人参を短時間で柔らかくするには、少量の水を入れることと、均等にスティック状に切ることが重要です。
また140度以上と書かれた耐熱容器と、食べる量より多めに人参を用意しましょう。
鍋ではなく電子レンジを使うと、効率よく離乳食作りができますので、何度も繰り返し作る人参のレシピとしてぜひ活用ください。
人参スティックをズボラに作る方法
- 電子レンジを使う
- 電子レンジ調理のコツを知って、作り直しを防ぐ
- 人参はレンジ調理だと焦げやすいので、人参は多めに用意する
電子レンジで作ると人参がパサついたり、生のままになるため、加熱時間には注意が必要です。電子レンジで効率よく加熱するポイントをおさえれば簡単に作れます。
また、人参スティックは冷凍すると食感が悪くなるため、
- 食事の都度作るのがおすすめ
- まとめて調理して冷蔵保存がおすすめ
冷凍保存したい方は、人参スティックの保存期間・解凍時間も参照ください。
作り方
用意するもの
- 人参…30g以上
- 水…大さじ1程度
- ラップ
- プラスチック製耐熱容器
調理のヒント
- 人参をスティック状に切る方法について
- レンジで人参を効率よく加熱するポイント
- 人参の量は多めに用意しましょう
人参の量について
1回の調理で使う人参の量は30g以上をおすすめします。電子レンジで人参を少量を加熱すると、焦げやすくなるからです。
また1食分30gきっちりで作るのではなく、やや多めに作る理由は以下のとおりです。
- 加熱具合を確認するため
- 調理すると可食部が減るから
- お子さんが食事中に落とすから
作り方
水は大さじ1程度。
破裂を避けるため、ラップはふんわりかける。
- 加熱が足りないときは追加してください。
- 耐熱容器がとても熱くなるので、人参を取り出す際やラップを外す際はやけどに注意してください。
人参をスティック状に切るコツ
細長い形に揃えて切るにはコツがあります。
- 縦5〜8mm幅に切る
- 切り口を下にする
- さらに縦に5〜8mm幅に切る
同じ30gでも、人参の太い部分でカットした場合
切る幅はお子さんが食べやすい大きさに適宜変更してください。
人参を効率よく加熱するポイント
加熱が不十分で硬さが不均等だと、食べてくれない原因にもなります。
- 水を少し入れること
- 人参をできるだけ均等に切ること
効率よく加熱するために、上記2点のポイントをおさえてください。
人参スティックのおすすめの保存方法は?
人参スティックは冷蔵保存をおすすめします。冷凍保存はデメリットがたくさんあるからです。
- 人参は本来、冷凍保存すると食感が悪くなる野菜
- 人参は大きいサイズのままで冷凍するのが向いていない
- 人参は解凍すると色が落ち、水分が抜けて栄養も落ちる
- 食感が悪いと食べない子どもさんもいる
- 形を保ちながら、食感を維持する解凍が難しい
人参スティックの保存期間・解凍時間
保存期間 | 冷蔵は2日、冷凍で1週間以内を目安に |
冷凍保存後の解凍時間 | 電子レンジ600wで約20秒、500wで約25秒 |
- 加熱した人参は冷ます
- 余分な水分を拭き取ってから保存する
- もともと長期保存できるとはいえ、早めに使い切ること
- 解凍後に再冷凍はやめる
人参は大人の場合、冷蔵で3〜4日、冷凍で約1ヶ月もつと言われていますが、離乳食用なので早めに使い切りましょう。
保存できる期間は、冷蔵庫の場合、2日間。この期間で食べきるようにします。(中略)
作り置きの離乳食は、冷蔵庫ではなく冷凍庫でも保存できます。冷凍庫の場合は、1週間で食べきるようにします。
離乳食の保存は冷蔵庫で大丈夫?おいしく安全な保存のコツと冷凍保存の使い分け(小学館キッズ)
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