豚ひき肉の豆腐ハンバーグ
離乳食後期(9ヶ月〜)
難易度
- 手づかみレシピ
- 冷凍保存可
- 豆腐は水切りなし
- 手が汚れない
豚ひき肉の豆腐ハンバーグは、離乳食後期(9〜11ヶ月頃)や離乳食完了期(1歳〜)の手づかみ食べにおすすめのレシピです。
肉の筋や固さを和らげるために、絹ごし豆腐と片栗粉を入れて、フライパンで焼いて仕上げます。
今回は簡単に調理できる電子レンジをあえて使いません。フライパンの方が加熱ムラを抑えられるからです。生焼けや焼き過ぎは、火の扱い方と蒸し焼きで防ぐことができます。
絹ごし豆腐は水切りや裏ごし不要で、タッパーに入れて10秒振ると、ブレンダーや泡立て器を使わずになめらかになります。袋の中で材料を混ぜ、スプーンを使って成形すると手も汚れません。
豚ひき肉の豆腐ハンバーグは冷凍保存できます。
使用材料 | 豚ひき肉…100g(約7〜8個分) 絹ごし豆腐…100g(お好みで量は調整してください) 片栗粉…小さじ1(約3g) |
調味料 | なし |
カロリー | 66kcal(1個約13〜15g分) |
豚ひき肉の豆腐ハンバーグに含まれる栄養素 | 豚ひき肉…たんぱく質、脂質、カリウム、リンなど 絹ごし豆腐…炭水化物、脂質、たんぱく質、カリウムなど 片栗粉…炭水化物 |
添加物の有無 | なし |
肉の1食の適正量は離乳食後期で15g、離乳食完了期は15g〜20gです。豆腐ハンバーグ1個が約1食分にあたります。
本レシピではハンバーグを他のレシピに活用したいため、味付けは行いません。加熱後にケチャップやチーズをかけていいですし、焼く前に味をつけても構いません。
豚ひき肉の豆腐ハンバーグを冷凍保存したい方は、豚ひき肉の豆腐ハンバーグの保存期間・解凍時間も参照ください。
豚ひき肉の豆腐ハンバーグをズボラに作る方法
- ハンバーグをフライパン調理するコツを知る
- 絹ごし豆腐を簡単になめらかにする方法を知る
- タッパーと袋を使って、手を汚さずに作る
電子レンジでも火を通すことができますが、今回はあえてフライパンで調理します。
ハンバーグの調理は生焼けや焼きすぎが心配ですが、フライパンで効率よく加熱するポイントをおさえれば大丈夫です。
また、絹ごし豆腐をなめらかにする方法として、費用をかけずかつ洗い物を増やさないという観点からタッパーを使います。手を汚さず作りたいので、小さな袋とスプーンも活用します。
ハンバーグ調理であえて電子レンジを使わない理由
電子レンジは食材の中から一気に加熱されるため、生焼けを防ぐことができます。
ところが、電子レンジだと火加減が調子できず、加熱ムラが起きやすいです。肉が固くなったり、破裂することもあります。
実はハンバーグの調理はフライパンの方が
- 焼き目がつく
- 旨味や水分が閉じ込められる
- 一度に多く焼ける(レンジだと大きな皿で調理しないといけない)
- 調理中に電子レンジが空く
という点でメリットがあります。
作り方
用意するもの
- 豚ひき肉…100g
- 絹ごし豆腐(水切り不要)…100g
- 片栗粉…小さじ1(約3g)
- タッパー
- 調理用の袋
- スプーン(2本)
- 水…大さじ1程度(蒸らすため)
調理のヒント
作り方
タッパーの場合はフタをしっかり閉めて、10秒振ります。袋の場合はもみます。
- 絹ごし豆腐より先に片栗粉を入れることで、ダマになりづらくなります。
- 肉が入っているトレーで片栗粉を混ぜれば、洗い物が減ります。
- 片栗粉を絹ごし豆腐より先に入れることで、ダマになりにくくなります。
フライパンは火をつけず、冷たいままで。
成形は袋の中のたねを、スプーンですくって行います。
- 豚ひき肉100gで約7〜8個分になります。(お好みでサイズと個数は変えてください)
- 火の通りと味の確認用に1つ余分にハンバーグを作ってもOK
フライパンにたねを全部のせたら、中火にして加熱します。
焼き目がついたらひっくり返して、もう片面を焼きます。水(大さじ1)を少量入れてフタをし、弱火にします。
水分がなくなってきたら、ハンバーグの真ん中を押して確認します。赤い肉汁が出なければ、火が通っている証拠です。(心配な方は、確認用のハンバーグを割って確認してください)
豚ひき肉の豆腐ハンバーグを効率よく加熱するポイント
豚ひき肉の豆腐ハンバーグを生焼けせず、焼き過ぎないように加熱するには、
- 冷たいフライパンにハンバーグをのせてから火をつけること
- 少量の水を入れて蒸すこと
- 火の通りや味を確認するためのハンバーグたねを1つ用意すること
効率よく加熱するために、上記3点のポイントをおさえてください。
ハンバーグを早く簡単に作るための調理道具について
本レシピでは特別な調理道具がなくても、ハンバーグ調理を早く簡単にできる工夫を考えました。
絹ごし豆腐をなめらかにする時
絹ごし豆腐はなめらかに潰さないとハンバーグの食感が悪くなります。
豆腐を早く簡単になめらかにする方法は一般的に以下の3つがありますが、
- ホイッパー(泡立て器)でかき混ぜる
- ブレンダーを使う
- すり鉢を使う
本レシピでは簡単に潰せて、洗い物を増やさないためにタッパーを使います。
タッパーに絹ごし豆腐を入れてフタをし、10秒振るだけである程度なめらかになります。
絹ごし豆腐の粒感は残りますが、豚ひき肉と混ぜれば気になりません。よりなめらかにしたい場合は、ザルや茶こしを使ってこしてください。
ハンバーグたねを作る時・成形する時
手が汚れないようにハンバーグを作りたいなら、袋を使ってもみながら混ぜましょう。
豚ひき肉と同じ量の絹ごし豆腐を入れるため、大人用のハンバーグと違って柔らかく扱いづらいです。成形する時はスプーンですくって落とすようにします。
豚ひき肉の豆腐ハンバーグのおすすめの保存方法は?
豚ひき肉の豆腐ハンバーグは冷凍保存をおすすめします。冷凍したハンバーグを他のレシピの材料(肉)として使うと、食材の用意や調理時間の手間も省けます。
豚ひき肉の豆腐ハンバーグの保存期間・解凍時間
保存期間 | 冷蔵は2日、冷凍で1週間以内を目安に |
冷凍保存後の解凍時間 | 電子レンジ600wで約40秒、500wで約50秒 |
- 加熱後は冷ます
- 1個ずつラップに包んで保存する
- もともと長期保存できるとはいえ、早めに使い切ること
- 解凍後に再冷凍はやめる
豚ひき肉は大人の場合、冷蔵で1〜3日、冷凍で約1ヶ月もつと言われていますが、離乳食用なので早めに使い切りましょう。
作り置きの離乳食は、冷蔵庫ではなく冷凍庫でも保存できます。冷凍庫の場合は、1週間で食べきるようにします。
離乳食の保存は冷蔵庫で大丈夫?おいしく安全な保存のコツと冷凍保存の使い分け(小学館キッズ)
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