離乳食（後期）ジャムサンドイッチの作り方（ベビーフード活用）

ジャムサンドイッチは、離乳食後期（9〜11ヶ月頃）や離乳食完了期（12ヶ月頃～）の手づかみ食べにおすすめのレシピです。
サンドイッチ用のパンなら、最初から食パンの耳が切ってあるので便利。耳が固くて苦手な子どもさんは特にサンドイッチ用のパンを活用しましょう。
パンを冷凍しておけば、時間がない時でもくり返し作れます。ふわふわに解凍する加熱時間もご紹介。
ジャムは市販のベービーフードを使えば、砂糖を抑えた薄味で簡単に作れます。ジャムサンドイッチは具材が薄いので、キッチンバサミでもカットできます。

使用材料	サンドイッチ用のパン…後期1〜2枚（25〜35g）、完了期2〜3枚（40~50g） ※今回は超熟を使っています
調味料	市販のベビーフード〈裏ごしした果物〉…大さじ1（今回はもも）
カロリー	45〜117kcal（パンの枚数やジャムの量で変わります）
ジャムサンドイッチに含まれる栄養素	食パン…炭水化物、脂質、たんぱく質など ジャム（市販のベビーフード〈裏ごしした果物〉）…炭水化物、たんぱく質など
添加物の有無	砂糖、塩など（パンやジャムはなるべく添加物不使用を選びましょう）

ジャムサンドイッチは以下の理由から冷蔵保存してください。

• 一度解凍したパンの再冷凍は品質の劣化や衛生面で高リスクがある
• 市販のベビーフード〈裏ごしした果物〉は冷凍できますが、解凍すると水っぽくなり、サンドイッチには不向き

ジャムサンドイッチの保存期間も参照ください。

ジャムサンドイッチをズボラに作る方法

• 耳がある食パンではなく、サンドイッチ用のパンを用意する
• パンは賞味期限が早いため、冷凍保存していつでも作れるようにする
• ジャムは市販のベビーフード〈裏ごしした果物〉を使う
• サンドイッチ調理のコツを知って、効率よく作る

冷凍したサンドイッチ用のパンは電子レンジでふわふわに解凍することができます。賞味期限が早いので冷凍保存が便利です。

ジャムは保存性を高めるため、砂糖がたくさん入っています。離乳食では甘さを抑えたいので、ベビーフード〈裏ごしした果物〉で代用します。

ももやりんご、バナナやぶどう、いちごなどバラエティがあります。

サンドイッチ用のパンは薄切りでつぶれやすいので、扱いには注意が必要です。サンドイッチを効率よく作るポイントをおさえれば簡単です。

作り方

サンドイッチを効率よく作るポイント

サンドイッチを効率よく作るために、下記2点のポイントをおさえてください。

1. サンドイッチ用のパンを半分に切って、半分だけにジャムを塗ること
2. サンドイッチの厚さ（具材の量も含む）によっては、キッチンばさみを使うこと

1つめの「サンドイッチ用のパンを半分にする」理由は、ジャムを塗る面積を減らすためです。

サンドイッチ用のパンは耳がなくて薄いので、簡単につぶれてしまいます。面積が広いほどジャムが塗りづらく、何度もパンの表面をなでて傷つけてしまうんです。

必要以上にパンを触らずに、サンドイッチを作るための工夫です。

2つめの「サンドイッチの厚さによって調理器具を変える」理由は、作業のしやすさです。

比較：サンドイッチを切る時、キッチンバサミと包丁どっち？

通常、できあがったサンドイッチを切る時には包丁が推奨されますが、今回のジャムサンドイッチは薄いので、キッチンバサミでもカットできます。

離乳食作りではササッと調理したいときがありますので、状況に応じて調理器具を使い分けるのがおすすめです。

キッチンバサミ	包丁
お皿の上で切って、そのまま食卓に出すことができる 薄いサンドイッチを切る時に向いている 少量から気軽に使える 断面がつぶれる サンドイッチを持って回しながら切るため、衛生面が気になることも（手袋）	まな板が必要 分厚いサンドイッチでも切れる（ラップを使えば切りやすい） 断面がきれい 一口サイズに切る時はコツがいる

ジャムサンドイッチのおすすめの保存方法は？

ジャムサンドイッチは冷蔵保存をおすすめします。

ジャムサンドイッチの保存期間

ジャムサンドイッチは大人の場合、作ってから数時間〜3日もつと言われていますが、離乳食用なので、作ってすぐに食べさせましょう。

すぐに食べない場合、傷まないように冷蔵保存してください。

ただし、手作りジャムはこの限りではありませんので自己責任で使用してください。また、後から生フルーツを加えたジャムは危険なのでお弁当には避けましょう。（中略）
やや長持ちしますが、保存環境によりますのでできるだけ早く食べましょう。

手作りサンドイッチの賞味期限はいつまで？傷みやすい具材は？